1947-11-27 第1回国会 参議院 鉱工業委員会 第20号
それに對して石炭はどうか、昨年に比べて五百萬トンも石炭は殖えておる、それがどうしてかような施策ができないのであるか、又この間の水害で十二、三萬キロの發電所がやられた、これに對する復舊はどういうふうにしてなさるのかということを伺いますと、目下著々復舊中である、こういう御説明であります。
それに對して石炭はどうか、昨年に比べて五百萬トンも石炭は殖えておる、それがどうしてかような施策ができないのであるか、又この間の水害で十二、三萬キロの發電所がやられた、これに對する復舊はどういうふうにしてなさるのかということを伺いますと、目下著々復舊中である、こういう御説明であります。
それから昭和二十一年度の災害は五億六千萬圓、又南海震災が二億二千萬圓、これだれの金額が二十二年度において復舊中であります。それから安本として明年度に考えておりますのは、昭和二十三年度には昭和二十年度までの災害も尚殘つておりまして八億三千萬圓ぐらい必要といたします。それから昭和二十一年度分が一億八千萬圓、それから南海震災が尚八億殘つております。
只今急速に復舊中のものを見込みましても、今年の冬でやつと二十四萬六千キロワツトまでに囘復しただけだそうでございます。中國におきましても合計許可出力は二十六萬四千キロワツトに對しまして、可能出力はざつと三分の一、約十萬キロに過ぎないのであります。大阪の尼崎第一及び第二發電所の双方では實に六十一萬八千キロワツトの厖大な許可出力を持つておるのに對しまして、只今のところでは八萬キロワツトより出ない。